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ようやく秋の気配が漂い始めました。
涼しくなると、お菓子作りをしたいという欲求も高まりますね。
もちろん、スルーもありですよー(笑)
パウンドケーキを作って1回でマスターされたブロ友さんが、どうやらシフォンケーキの型を購入されたらしいのです。
ご家族の誕生日に作りたいそうです。
なので、とびきり美味しいシフォンケーキを作ってみます。
とってもシンプルに作れますが、初心者向けに注意点をたくさん書きます。
何しろ、シフォンケーキは繊細なケーキですから~♡
注意点をしっかり守れば、お店のシフォン以上のものができるかも!
3?年の愛用品が多いレトロな道具の中に、最近手に入れたデジタルスケールが馴染んでいます(笑)
(左)ボウル2つ、電動ハンドミキサー、シフォン型(17㎝)、泡立て器、ゴムベラ、シフォンナイフ
(右)デジタルスケール、ストレーナー、大さじ、ゴムベラ小、パン切りナイフ(包丁でも切れます)
卵(M)・・・4個(冷えたもの)
グラニュー糖・・・70g(白砂糖でもきび糖でもOK、量を減らすのはNG)
サラダ油・・・大さじ2
牛乳・・・50㎖(無調整なら豆乳もOK)
薄力粉・・・70g(フラワーでもOK)
バニラオイル(エッセンス)・・・数滴(バニラビーンズが有ればぜひ!)
卵白を泡立てるボウルや泡立て機に油分や水分などがついていると卵白が泡立ちません。綺麗なものを!
卵はよく冷えたものを使う。泡立てに時間はかかりますが、きめ細かなしっかりとした卵白ができます。
■準備
材料は全部計量しておく。
※卵白を泡立て、空気を含ませ、その空気を逃がさないようにするのが砂糖の力です。砂糖の分量は減らさないでください。しっかり泡立ったメレンゲの力で膨らませるケーキです。
(1)冷えたボウルに、崩れないように卵を割り入れる。
(2)卵黄だけを手でそっと取り、反対の手に移しながら白身を切り、もう一つのボウルに入れます。
(3)卵4個を卵白と卵黄に分けたら、卵白の方は冷蔵庫で冷やしておく。
(4)卵黄に計った砂糖1/3量くらいを入れて混ぜ、砂糖をよく溶かす。
(5)サラダ油をきっちり量って入れ、泡立て棒で混ぜてしっかり乳化させる。
(6)牛乳を加えさらによく混ぜる。
(7)薄力粉をボウルからはみ出さない程度に少し上の方からふるいながら入れる。
(8)泡立て棒で真ん中あたりをぐるぐる混ぜ、馴染んだら外側も混ぜる。
(9)粉気がなくなり、とろんとした卵黄生地が出来上がる。
※バニラビーンズを入れる場合はここで卵黄生地の方に入れてください。
※オーブン170℃に予熱開始
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ここから卵白の泡立て(ボウルや電動ハンドミキサーはきれいなものを!)
(10)卵白を冷蔵庫から出し、電動ハンドミキサーで低速から高速に上げ40秒くらい攪拌したところで、卵黄に入れた残りの砂糖の半分を入れ攪拌、残りの砂糖を入れ攪拌、分けて入れることで砂糖が溶けやすくなる。
(11)冷えた卵白は泡立ちにくいですが、きめ細かなしっかりとしたメレンゲになる。(10分以上)
(12)モコモコして艶が出てピンとツノが立てば良い。
(13)出来たメレンゲを少し取り、卵黄の方に入れて泡立て器でしっかり混ぜる。
(14)馴染んだ生地を卵白のボウルの方に全部入れて、ゴムベラに持ち変え下から掬うように混ぜる。(グルグル混ぜない)
(15)きれいに混ざると艶が出てくる。バニラオイルを入れて混ぜる。
(16)出来た生地をシフォン型(油等は塗らない)を回しながら入れ、上を平らにならす。
(17)生地の入ったシフォン型を、10㎝くらい上からトンと1回だけ落として空気を抜く。
(18)170℃に予熱できたオーブンに入れて30分焼く。
(19)焼きムラができる場合は15分を過ぎてから手早く前後を返す。
(20)出来上がったらすぐに逆さにして冷やす(小麦粉の量が少ないので縮みやすい為、型にくっつけ逆さにして重力の力で下に引っ張って縮むのを防ぐ)
卵白は卵黄が混ざると泡立ちません。慎重に割り入れ、手で優しく分けるのが一番やりやすいです。卵白は冷蔵庫へ
<卵黄液を作る>
卵黄に砂糖を入れてグルグル混ぜ、サラダ油をきっちりの分量入れてよく混ぜて乳化させる。牛乳を加えよく混ぜます。
小麦粉をふるい入れて真ん中から外側に手早く混ぜます。
粉気がなくなりもったりしてくる。(一番右写真)
<卵白の泡立て>
卵白を冷蔵庫から取りだし、電動ハンドミキサーで低速から高速に上げながら40秒ほど混ぜたところで残りの砂糖を2回に分けて入れ混ぜる。しっかりしたメレンゲを作る。
<卵白と卵黄を合わせる>
メレンゲを少し卵黄の方に入れてよく混ぜ、馴染んだら卵白のボウルの方に入れて、ゴムベラで底から救い上げるように混ぜる。
ここでバニラオイルを数滴入れ、手早くシフォン型に入れ、空気抜きをして170℃のオーブンで30分焼く。焼きあがったら逆さにして冷ます。
完全に冷めたら縁にシフォンナイフを差し入れくるりと一回り、内側も一回りして真ん中を持って抜く。底もシフォンナイフを入れるとすっぽり抜けます。
このシフォンナイフがない場合、竹串で型とケーキの間を一回りしても良いそうです。
他にも抜き方はあります!ブログ仲間の白魔女さんが教えてくださって、いつかやってみたいと思っていた方法があるのです。
でも、いつも忘れてシフォンナイフで抜いた後からハッと気が付くのです(/ω\)
今回も忘れたので、もう1回焼こうかと思ったんですけど食べきれないので断念。
白魔女さんに助けてもらいたいと思います。すご技ですよ٩( ''ω'' )و
型から外して、半分は生クリームをぬり、半分はサンドにすることにしました。
シフォンケーキはそのまま食べるとふんわり柔らかく、まるで絹のような舌触りです。
何もつけなくても充分美味しいです。私はこのままが好きです。
だけど~、ブロ友さんは家族の誕生日や卒業式など記念の日に、ケーキを作ってご家族と一緒に食べるのが夢のようです。
その夢、叶えてあげたい~♡
最終的にはホールケーキかな~?
だったら、生クリームの扱いも少し練習してみましょうか?
言っときますけど、私はナッペ(生クリームをぬること)が苦手です(◎_◎;)
生クリームを入れるボウルとは別に、もうひとつボウルを用意して氷水を入れ、生クリームに大さじ1程度の砂糖入れたボウルを氷水に当てながら泡立てます。ください。7分立て程度まで泡立てができたら電動ハンドミキサーは止めます。その後は泡立て器で手動で調整します。
生クリームは、ナッペ用は7分立て、絞りだし用は8分立てくらいでいいです。
この加減が難しいですが、たて過ぎると生クリームがボソボソになります。
シフォンケーキを2つに切り、半分は生クリームを塗りました。
生クリームをぬるナイフをパレットナイフと言いますが、クリームをつけて30度くらい傾けてケーキに添って塗ります。回転台があるとやりやすいと思います。
あんまり生クリームをぬるケーキを作らないので私は持ってないのです←言い訳?
そんなわけで塗り方がへたくそですみません(;^_^A
こんな感じで切ってお皿に盛ります。これでも頑張ったのですよ。
味は最高!文句なしです。
絞りだしにする場合は、絞りだし袋に口金(星形以外にもいろんな種類がある)を差し込みコップに入れて袋を折り返して生クリームを入れる。
生クリームが余ったら右写真のようにラップの上に絞りだして、そのまま冷凍しておくとデザートのトッピングにいつでも使えて便利です。
サンドにするときは、1/8に切ったものを横にして、下1.5㎝ほどを残して包丁で切り目を入れ、生クリームやカスタードクリームを挟みます。
今回は巨峰とキウイをトッピング、他は以前作った時の写真です。
バターが入っているパウンドケーキなどは、冷蔵すると固くなるので常温に戻さなくてはなりませんが、シフォンケーキは冷蔵庫から出して冷たいままでも美味しいです。
冷凍保存した場合は自然解凍してから召し上がってください。
ご馳走様でした。
<お知らせ>
今回の記事より、コメント欄を変更したいと思います。
ブログ仲間の、norikoさんのコメント欄のデザインや、小鉄んさんのコメント表示の順番を見ているとわかりやすさって大事だと思いました。
LSSさんのコメント欄の変更コードを使うと、そのデザインによってとても見やすくなる思ったので使わせていただきたいと思います。
LSSさん、ありがとうございます!
【CSS・はてなブログ】今度はコメント欄の個々のコメントを装飾してみた! - Little Strange Software
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