野菜をスイーツに使う、今はそんなケーキも珍しくないですね。
パティスリーポタジエのオーナーパティシエール柿沢安耶さんはあまりにも有名です。
彼女の提案後、様々なベジスイーツに挑戦するパティシエが増えました。
私も人参を使ったケーキやパンを作ったことはあります。
キャロットケーキやキャロットパンはとても美味しいです。
年末に牛蒡を花びら餅に使ったりしましたが、これも美味しいです。
他にも何か作ったような気もしますが思い出せない(笑)
そんな程度なんですが、今日は「トマトジュースのシフォンケーキ」の記事です。
先日、出来上がりの写真だけ載せましたので、レシピを載せます。
ノートに材料と分量を書きつつ、どう作るかを考えました。
トマトの風味や味を損なわずにスイーツ感のあるケーキにしたい!
トマトの風味や味を濃厚にするために、
①トマトジュースを煮詰めて味を凝縮させる。
②塩トマトを刻んで入れ、アクセントにしてみる。
単に開封したものが残っていただけで思いつきですが(笑)
そして、もうひとつ
③シフォンサンドにするためのクリームを考える。
シフォン生地に使う卵の卵黄1個分を使ってクリームを作る。
相性の良さそうなものを考えました!(^^)!
トマトにはチーズが合いそうです。
カスタードクリームとトマトとクリームチーズ、これにディプロマットクリームのように生クリームを混ぜると美味しくなりそう
※クリームチーズの代わりに使いかけのマスカルポーネで代用しようと思いました。
ここまで考えて、量を決めて作り始めましたって言ったらカッコいいけど、感覚で作りながら考えています(笑)
卵・・・4個
砂糖・・・70g
薄力粉・・・70g
トマトジュース・・・100㎖
塩トマト(市販のもの)・・・25g(刻む)
太白胡麻油(サラダ油でも良い)・・・大さじ2
※太白胡麻油(たいはくごまあぶら)は匂いも癖もない油で、お菓子作りやドレッシングにも使いやすい栄養的にも優秀な油です。
※オーブンは170℃の予熱
(1)トマトジュース100㎖を小鍋に入れ、2分程度弱火で煮ます。
(2)すべての材料を計量しておく。
(3)卵4個を卵白(大きめのボウル)と卵黄(3個)に分けてボウルに入れ、卵白は冷蔵庫に入れて冷やしておく。(この時、卵黄1個分は別の容器にとっておく)
(4)卵黄3個に分量の砂糖の1/3くらい(およそで良い)を入れグラニュー糖、太白胡麻油(サラダ油でも良い)、煮たトマトジュースも入れてホイッパー(手動)でよく混ぜる。
(5)薄力粉を少し上からふるいながら入れる(実は忘れています💦)
(6)ホイッパーで真ん中から徐々に外側に混ぜて粉気をなくす。
----------*この辺でオーブンを170℃に予熱し始める(オーブンによる)
(7)冷蔵庫で冷やしておいた卵白を取り出し、電動のハンドミキサーで低速から徐々に高速にしながら泡立てる。
(8)しっかり角が立ったら、卵黄に入れた残りのグラニュー糖を2回に分けて入れ更にハンドミキサーで攪拌し、艶が出てピンとツノが立ったらメレンゲの出来上がりです。
(9)出来たメレンゲをヘラでひと掬い卵黄の方に入れて気泡を消さないように底から返すようにして混ぜる。
(10)馴染んだ生地を今度は卵白のボウルの方に全部入れて気泡を消さないように混ぜる💦
実は、小麦粉と塩トマトを入れるのを忘れていたのでここで入れました(笑)
(11)出来た生地をシフォン型に均等に入れ、上を平らにならす。
(12)布巾を敷いた上に1回だけ10㎝くらいの高さからストンと落として空気抜きをする。
(13)170℃に予熱したオーブンに入れ30分焼く。
(14)出来上がったらすぐに逆さにして冷やす。
(15)完全に冷えたらシフォンナイフをぐるりと回し型から外す。
※手で型とシフォンの周りをグッと押さえて外すと簡単らしいのですが、私はヘタであんまりうまくいかないのでシフォンナイフを使っています(笑)
(16)8等分に切り分ける。塩トマトが寄ってしまった(笑)
卵黄・・・1個
きび糖・・・大さじ2
コーンスターチ・・・小さじ1
トマトジュース・・・50㎖
牛乳・・・40㎖
クリームチーズ・・・50~70g(マスカルポーネチーズ使用)
生クリーム・・・50㎖
レモン・・・小さじ1
(1)鍋に(火にはかけてない状態)生地を作る時に取り分けておいた卵黄1個分ときび糖、コーンスターチを入れて混ぜ、トマトジュースを2分ほど弱火で煮たもの50㎖、牛乳40㎖を入れて弱火にかけてカスタードクリーム状になるまで混ぜながら弱火で煮る。
※トマトジュースを煮る作業は生地に練り込むものと一緒に作れば良いと思いますが、この時は作業の途中で思いついたので別に煮ています。
(2)鍋は弱火のままで、クリームチーズを入れて溶かし混ぜ、火からおろしてレモン汁を入れて混ぜる。
(3)クリームの上にラップをぴったりとくっつけて乾燥しないようにして、しっかり冷えたら(氷水で冷やすと早い)泡立てた生クリーム(分量外の砂糖小さじ1を加える)を一緒に混ぜる。生クリームが少量なので細いブルーノのカップで泡立てましたが、小さめのボウルならなんでもいいと思います。もちろん生クリームを混ぜなくても充分美味しいです!(^^)!
※ディプロマットクリームをイメージしています。
(4)8等分したシフォンの真ん中に底2㎝ほどを残して途中まで切り目を入れてトマトチーズクリームを挟みバジルをトッピングする。
甘いのが好きな方はクリーム入りを。
シフォンだけでも充分美味しいです。
夫は左のクリーム入り、私は右のシフォンだけの方が好みです。夫はもっと甘くしてもいいそうです💦
ご馳走様でした。
※おしゃれ大好きサークルのアイコンは、421miyakoさんよりフリーで提供されているアイコンです。
※サイドバーの検索(モバイルは最後尾)より過去記事を探していただくことができます。