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お正月にはどんなお菓子を用意しますか。
ちょっと特別感がある和菓子を用意するのもいいですね。
以前、義姉が送ってくれた「花びら餅」を手作りしてみました。
「花びら餅」というのは京都のお雑煮に見立てて、白味噌、押鮎を模した牛蒡、人参を模した薄紅求肥、これらを白求肥で包んだお菓子で上品な淡いピンク色をしています。
お菓子に牛蒡とは不思議ですが柔らかくして蜜を纏うと白味噌餡との相性も抜群です。
調べてみると、平安時代、宮中の「歯固め」の儀式で新年に食べられていた料理を参考にして江戸時代に広まったお菓子が原型、明治時代には裏千家の初釜に用いられたお菓子なのだそうです。
もともとは京都で食べられていたお菓子ですが、今は全国で食べられています。
少しハードルが高いですが、作ってみたくて挑戦してみました。
<ごぼうの甘露煮>
ごぼう・・・10cmくらい(30g)
砂糖・・・50g
水・・・50cc
<みそあん>
白あん(市販品)・・・80g
白みそ(西京味噌)・・・大さじ1
水・・・小さじ2
<求肥>
白玉粉・・・60g
砂糖・・・60g
水・・・100cc
水あめ・・・20g
着色(冷凍のベリーミックス)・・・少々
打ち粉用片栗粉適量
<ごぼうの甘露煮>
(1)ごぼうは包丁の背で皮をこそげ取り、縦に6~7㎜太さに切り、水に10分ほどさらして灰汁を取る。水を入れた鍋を火にかけ、ごぼうを入れてやわらかくなるまで20分ほどゆでる。
(2)鍋の湯を捨て、少量の水と砂糖でシロップを作り、ごぼうを加えて弱火で10分ほど煮詰める。冷めたらキッチンペーパーで水分をふきとる。
<みそあん>
(3)耐熱容器に材料を全て入れ、ふんわりとラップをし、600Wのレンジで30秒加熱する。一度取り出して混ぜ、ラップをはずしてレンジで1分加熱し混ぜて冷ます。5等分にして分けておく。
※あんがゆるい場合は、様子を見ながら加熱時間を追加し調整する。
(4)【求肥】
鍋に白玉粉、砂糖を入れて混ぜ、水を加えて混ぜる(左)
中火にかけ混ぜながら、まとまってきたら水あめを加えて混ぜる(中央)
弱火で透明感が出てくるまで練る。火を止め粗熱をとる(求肥生地)(右)
(5)まな板に片栗粉(打ち粉用)を薄く広げ、求肥生地をのせる。全体に片栗粉をまぶし、3mm厚さに麺棒でのばす。直径8cmの丸型のセルクルで抜く。片栗粉をよくはらう。余った求肥はとっておく。(8㎝セルクルを持ってないのでメジャーカップで代用)
※求肥がべたつく場合は、都度片栗粉で打ち粉をする。
(6)ボウルに、食紅の替わりの冷凍ベリーミックスをほんの少し解凍して出た果汁小さじ1を入れ、余った求肥(片栗粉を落とし)も耐熱容器に入れる。ふんわりとラップをして600Wのレンジでやわらかくなるまで20〜30秒ほど加熱する。色が均一になるまで練る。
(7)6に片栗粉(打ち粉用)をまぶし、3mm厚さにのばす。直径5cmの丸型のセルクルで抜く。片栗粉をよくはらう(薄紅求肥)。
(8)白求肥の中心に薄紅求肥をのせる。ごぼうの甘露煮をのせ、その上にみそあんをのせ、半分に折りたたむ。
( ノД`)…残念なことに薄紅求肥のピンクの色が薄すぎて、白求肥の下の薄紅色が透けて見えないのです。薄紅求肥が余っていたので8㎝のセルクルで抜いて牛蒡と味噌餡を巻いたらほんのり色のついた花びら餅が2つ出来ました(中央下2つ)
何とか「花びら餅」のイメージのお菓子はできました(*^▽^*)
食べた感想は、すごく美味しいです。牛蒡と味噌餡は合いますね。翌日、翌々日になっても求肥が固くなることはなく、むしろ味は馴染んで美味しくなりました。
春巻きの皮を買うと10枚入っているので、全部同じ味だと飽きてしまいますね。
紫キャベツを千切りにして春巻きの皮にのせます。
手前に白味噌を置きました。ちょっと味噌が多すぎました💦
この2/3くらいが適量だと思います。
メインの具材は豚肉、人参、筍、椎茸、ニラ、生姜、ニンニクを炒めて調味しまし、3本だけ紫キャベツにしました。
マグロのブツ切りを「かえし」に30分漬けたものにとろろをかけて海苔をちらし、山葵でいただきました。一緒にアボカドを添えました。
スープは、えのきだけ、わかめ、卵、ネギ
ご馳走様でした。
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