お越しいただきありがとうございます。
前記事でご心配おかけしましたがもうすっかり体調もよくなりました。
まさかコロナ?
と思って抗体検査もしましたが陰性でした(^^)
ちようど週末に39度以上の熱が2日出ましたが
月曜日にはすっかり熱も下がり、
結局病院には行かず仕舞いです。
熱には強い(^^ゞ
ご心配ありがとうございました<(_ _)>
さて、少し前ですが以前から気になっていた映画を観ました。
「パーフェクト・デイズ」
気になっていた映画をブロ友さんが紹介してくださると益々観たくなります。
つるひめさん、ありがとうございました。
主役は 役所広司
「第76回カンヌ国際映画祭」で 最優秀男優賞 を受賞しています。
役所広司さん、無口な男の役でほとんどセリフ無し
でも、大きな顔がものを言ってます。。スミマセン<(_ _)>
主人公の平山は東京都のトイレ清掃員で、その仕事ぶりは迅速で丁寧
朝、近所の女性が竹箒で外を掃く音で目覚め
日常生活のルーティンの映像が繰り返し流れますが実に爽やかです。
そして、車での移動中に流れるカセットテープの曲がいい!
映画のBGMではなく、平山の気分に合わせた曲を観客が一緒に聴くのです。
私は音楽にはまったく詳しくないですが、音楽なくしてこの映画は成立しないと思えました。
この映画の中では主人公、平山の慎ましい日常が淡々と描き出されます。
仕事を終えて銭湯に行き、馴染みの飲み屋でいつものヤツ(カッコイイネ)
部屋に戻って眠くなるまで読書
その読書と音楽によって、平山の趣味の良さとインテリジェンスがわかります。
平山はお昼休みに樹々が繁る場所でサンドイッチを食べます。
同じようにお昼を食べている女性と会釈を交わし、
木洩れ日の写真をフィルムカメラで撮ります。
ゆらゆらと揺れる木洩れ日
零れる光とその時間を切り取る作業
フィルムは現像して年代ごとに整理されています。
パーフェクトな日々。。憧れちゃいますね。
私は毎日思いを残す日々です。
平山の生活にも小さな変化は起こります。
仕事の後輩とその彼女が引き起こすこと
トイレの隅に置かれた●✖ゲームのやりとり
人に対する寛容と優しさが伝わります。
平山には妹が居り、その娘ニコが家出をして平山を訪ねて来ます。
平山の日常を共に過ごすだけですがそこには信頼があります。
ここで平山の過去の暮らしぶりを連想させるような妹の出現
普段は付き合いのない妹でも、会えば愛しさで抱きしめてしまう
目が、顔が実に情愛に満ちていました。
「PERFECT DAYS」
平山のラストの顔が素晴らしいです。
セリフがない分、役所広司の顔の演技が際立っています。
日常の生活がいかに大切なものであるかは無くした時に初めてわかると言います。
派手な映画ではありませんが心に残る良い映画でした。
ところで、
この映画に出てくるトイレはとてもきれいです。
平山が清掃する 「THE TOKYO TOILET」の公衆トイレ
上記リンクから17個のトイレを見る事が出来ます。
こんなトイレだったら入ってみたいと思うようなトイレはありますか?
公衆トイレは汚いイメージがあります。
どうして汚くなるのか?
どうしたらきれいなトイレを維持できるのか?
このプロジェクトに取り組んだ人たちは真剣に考えたそうです。
日本のトイレは世界一とも言われます。
きっとウォシュレットがあるからですね。
一番大切なのは1年後、3年後、5年後もきれいなまま維持できているか?
ということです。
使う人が、世界一 になればいいですね!
「トイレの神様」という歌がありました。
トイレをきれいにすればいいことがあるって昔から言われています。
「トイレを見れば、その会社が分かる」 なんてことも言いますね。
松下幸之助氏(パナソニック)、本田宗一郎氏(HONDA)、鳥井信治郎氏(サントリー)、鍵山秀三郎氏(イエローハット)。。
皆さん、トイレ掃除を大事に考えていた人たちです。
1日に何度も使うトイレ
快適に使えるトイレがあることに感謝して
使い方を丁寧に
お掃除も丁寧にしたいです。
映画のあと、お蕎麦屋さんでにしん蕎麦を食べました。
にしんの握りを昨年、八重洲ミッドタウンの中の立ち食い寿司屋さんで食べましたが、にしん蕎麦は初めてでした。
とても美味しいと思いました。
残念ながら夫は無理だそうです(笑)
お蕎麦屋さんでまた食べたいです(*^^*)
ご馳走さまでした。