temahime’s blog

時々手間隙かけて見つけた時短と健康、美味しいを綴ります。

「土を食らう十二か月」を観て思い出した料理

お越しいただきありがとうございます。

 

コッチさんおススメの映画

(前記事にいただいたコメント)

土を喰らう temahimeさんにみていただきたいなとおもったことでした♪

 

「土を食らう十二か月」(水上勉著)を観てきました。

沢田研二さん主演の映画で料理は土井善晴

いい映画でした。

考えさせられること多々あります。

映画についての話はしませんので気になる方は劇場へGOです。

 

映画の中で、出汁?の中に吉野葛をザラザラと入れるシーンがあります。

その音を聞いた時、見た時に私の脳裏に蘇った記憶

胡麻豆腐を作る母の姿です。

びっくりするくらい鮮明に思い出しました。

 

映画では松たか子さんが一生懸命胡麻をあたっています。

胡麻は擂ると言わずにあたると言いますね。

よ~くよ~く時間をかけてあぶらが出るまでじっくりと胡麻をあたると素晴らしい調味料になります。鯛茶漬けにはそんな胡麻を使うことに致します。

 

 

さて、記憶が蘇った胡麻豆腐

レシピはネットも参考にしましたが、記憶を頼りに作ってみました。

母はいつも、もみじの葉の上に山葵を乗せていました。

私が添えたのはなんてんの葉です。山葵醤油でいただきます。

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大好きな味でした。

お嫁に行く日の朝も作ってくれた胡麻豆腐

すっかり忘れていたのだけれど思い出して良かったです。

夫が大喜びして食べていました。

 

でも、これ誤魔化しているのです(笑)

流し缶を持っていないのでケーキの型を代用して作りましたが、

型が大き過ぎたようで1㎝くらいの厚みの胡麻豆腐しかできませんでした。

2つ重ねて高さを出しています。

 

実は胡麻も。。。

芝麻醤の消費期限が近かったので代用しました。

芝麻醤は担々麺用に買っていたものです。

肝心要なところをね(笑)

 

それでも美味しく出来て、

あんまり美味しい美味しいと言われたので、

ブラックフライデーで流し缶を買っちゃいました。

750円でした。

 

今後も作りたいのでレシピにしておきます。

 

【レシピ】胡麻豆腐 🥣
 
● 材 料
練り胡麻(芝麻醤)・・・50g
葛粉(本葛)・・・50g
出汁(薄めの一番出汁)・・・350㎖
塩・・・ひとつまみ
 
もみじなどの葉っぱ
山葵
醤油
 
● 作り方
(1)材料を揃え、流し缶の用意をしておきます。
 
(2)胡麻豆腐は加熱を始めると一気に練り上げて作る料理なので、予め流し缶を濡らして用意しておきます。私は底のないケーキのセルクル型を使ったのでベーキングペーパーで敷き紙を作りました。

(3)鍋にくず粉を入れ、溶けたら塩と練り胡麻を入れて混ぜます。中火にかけますが、この火加減は要注意なのかも。

割と強火で一気に練り上げて作る料理かもしれません。

ただ、私は非常に熱伝導の良い鍋(宮崎製作所の十徳鍋)を使っているのと熱源がIHであることを考慮して温度が上がったら中弱火にしました。


(4)せっせと混ぜてもた~とした状態からもったりした状態になったら、素早く型に流し入れます。表現が難しいですが今回は5分ほどでした。
ぐずぐずしてると固まってしまうので上を平らになでつけるまでは一気仕事です。
もう少し手早くやれば表面がきれいにできると思います。
写真撮ってる余裕はないのですよね~(笑)

 

(5)分量に対して型が大き過ぎたので高さが足りませんでした。2つ重ねて盛り付けて誤魔化しています。上に葉っぱと山葵をのせたら出来上がり。

お醤油をかけて山葵醤油でいただきます。

舌になめらかで胡麻の滋味をしみじみ味わう料理です。

 

 

 
 母の ぬか漬け
大根、胡瓜、茄子、人参、玉ねぎ、生姜、オクラ、出汁昆布。。。
などを糠に漬けますが、母はそれを千切り、オクラは小口切りにして醤油少々で混ぜ合わせて出していました。
玉ねぎと生姜が入ることで香りと刺激が食欲をそそり美味しいのです。
ここにネバネバのオクラが入るともっと良かったなぁ。
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梅雨前に出る山椒の実を下処理して小分けし、時々糠漬けに入れると美味しくなります。
 
山椒の実の下処理はずっと小鉄んさん(id:kawaii-handmade)の方法でやってます。
私は面倒なので軸取りはせず、一度冷凍したものをとる方が早いです。

 

 

この日のごはん
 
映画に影響されて作っています(土の匂いがするもの)
・ウマヅラハギの煮つけ(牛蒡)
・零余子(むかご)・・やっとみつけました(笑)
・芹ごはん・・セリをさっとゆで刻んだ生姜を一緒に塩で揉み、茗荷と一緒に混ぜご飯
・柳川ごぼうのきんぴら

 

 

ご馳走様でした。

 

 

 

因みに夫も一緒に映画に行きましたが違う映画を観ています。

行き帰りは一緒ですが、観る映画は自分の観たいものを観るというスタイル

私の方が先に映画が終わったので写真を撮ってました。

 

プロクトランサス

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

 

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