今日は、ブロ友さんからオーダーをいただいていた白和え(しらあえ)と油淋鶏(ユーリンチー)の作り方を記事にしました。
ブロ友さんからのオーダーは、難易度の高いお料理が多いのですが、今回もどう説明するか迷ったところもあります。
どんな環境でどんな調理器具が使えるのか、よくわからない部分もあります。
できるだけどこの家庭にもあるような調理器具や材料で書いています。
説明が多くて長文になりましたが、手順は多くありません。
ご興味のない方はスルーしてください。
一度作ったお料理を何度も作って自分のものにしてくださると嬉しいですね。
日々の忙しい生活の中でもお料理を楽しみ、直向きに学ばれているブロ友さんから学ぶことも多い私です。
因みに今回は失敗談はありません(笑)
白和えというのは豆腐の水分をしっかり切って胡麻や砂糖や醤油で味付けし、好みの野菜を和える料理を言います。
豆腐の水分をしっかり切るということが美味しく作るコツだと思います。
●材料
木綿豆腐・・・1/2丁
ほうれん草・・・1/4束
人参・・・1/4本
しめじ・・・1/2袋
蒟蒻・・・1/4袋
<和え衣の味付け>
煎り胡麻(白)・・・大さじ1
砂糖・・・大さじ1/2
淡口醤油(濃口でも)・・・小さじ2/3
味噌・・・小さじ2/3
塩・・・少々(指2本でつまんで+お好み)
<人参と蒟蒻の下味用調味料>
出汁(粉末出汁+水)・・・70㏄
みりん・・・小さじ2
醤油・・・小さじ2
木綿豆腐はキッチンペーパーに包み、重石をして冷蔵庫で2時間くらいかけて水切りをするのが理想です。私は上に水をたっぷり入れた保存容器をのせて水切りしました。
電子レンジで水切りする場合は500Wで3分ですが、豆腐が熱くなって冷ますのに時間がかかるし、水の切れ方も甘くなります。豆腐の風味も損なわれるような気がします。
野菜を茹でる時は茹で上がった野菜をすぐに冷やすための氷水を用意します。
葉物は茹で過ぎると色も悪くなり、栄養も風味も逃げていきます。
ザルにあげたままにしておくと余熱が入るので、ここはひと手間が大事なところです。
ほうれん草は根元を切り落とし、良く洗います。
茎と葉の部分は火の通る時間が違うので、茎と葉の二つに切って分けます。
鍋に湯を沸かし、塩を大さじ1くらい入れます。(ほうれん草に下味が付きます)
茎の方を先に入れ、30秒後に葉の方を入れます。30秒茹でたら氷水につけます。
水に漬けっぱなしにしておくと、水溶性の栄養成分が逃げていきますので、すぐに水から上げて絞り、3~4㎝長さに切っておきます。
ほうれん草を茹でた熱湯で続けてしめじも茹でます。
しめじを取り出したら、蒟蒻も臭み消しのためにさっと茹でてしまいます。
蒟蒻と人参には予め下味をつけておきます。
出汁(粉末出汁と水)70㏄とみりんと醤油小さじ2ずつを入れて蒟蒻と人参を入れ、ひと煮立ちさせたらそのまま冷やします。冷やすときに味が入ります。
野菜が冷えるまでに、和え衣を作ります。
豆腐はストレーナー(網目のザル)にちぎって入れ、ゴムベラか木しゃもじで擦りつけるようにして網目を通します(裏ごし)
<白和え>
●材料(その他、野菜や茸、海藻と合わせても良い)
ブロッコリー・・・1/6個(茹でて小さく切る)
木耳(きくらげ)・・・戻して小さく切る
<和え衣>
木綿豆腐(水切り)・・・1/2丁
すり胡麻・・・大さじ1
砂糖・・・小さじ1
淡口醤油・・・小さじ1
酢・・・小さじ1/2
●材料
鶏もも肉(大)・・・1枚
<下味>
紹興酒(日本酒でも)・・・大さじ1/2
醤油・・・大さじ1/2
ニンニク、生姜(すりおろし)・・・少々
揚げ油
片栗粉
<たれ>
醤油・・・大さじ2
酢・・・大さじ1
砂糖・・・大さじ1
生姜の絞り汁・・・小さじ1
鷹の爪(一味)・・・1本(種抜きを小口切り)
<付け合わせ>
胡瓜
鶏モモ肉は脂を取り除き(気にならない方はそのままで)厚みが均一になるように包丁で切り目を入れておく。
ビニール袋に下味用の調味料を合わせて鶏肉を揉みこみ10分ほど漬け込む。
水分をキッチンペーパーで拭き、両面にしっかり片栗粉をつけます。
長葱は縦に切り目を2か所入れ、小口から切って粗いみじん切りにします。
付け合わせに胡瓜(縦半分に切って斜めにスライスしてますが自由に)やトマトなど準備します。
鶏肉を食べやすい大きさに切ります。
熱いのでキッチンペーパーで押さえて切ると切りやすいです。
お皿に胡瓜やミニトマトと一緒に盛り付けます。
鶏肉の上に長葱みじん切りをのせて、タレをかけます。
パリパリの皮とジューシーな鶏肉に、タレが美味しい油淋鶏です。
ご馳走様でした。
※長文にお付き合いくださりありがとうございます。
次は減塩で作る梅漬けの記事を書こうと思っています。