お越しいただきありがとうございます。
引き続き宮城旅の記録ですが、その前に旅先のマクロ写真も。
旅先のマクロ マクロレンズ倶楽部 temahime出張所
湯主一條さんの裏山で見つけた花
タイワンホトトギス 台湾や沖縄の西表島など亜熱帯に生息するお花が白石蔵王に咲いている事が珍しいと思いました。
シュウメイギク 調べてみたらキンポウゲ科、アネモネの仲間でした。
花びらのように見えるのはガク、なんと花びらを持たない花
中の緑色の部分が雌しべ、周りの黄色いのが雄しべ、
日中は仙台で観光です。
行きたいところは、Pちゃん(id:hukunekox)の記事で決まっています。
この日もいい天気。では、出発です。
白石蔵王駅でやまびこ53号を待っている間に「こまち」がやってきました。
仙台駅に到着したら観光センターへ直行。
教えてもらった通り、仙石線(せんせきせん)に乗って松島海岸駅に到着。徒歩6分の中央桟橋に向かっている途中、おじさんが観光船のチケット(1000円)を買うように声をかけられました。すぐに乗れるようです。こんな立派な船、仁王丸(9時から16時まで1時間ごとに出航)に乗れました。
※ブログ書く時に調べてわかったのですが、遊覧船の運営会社は3つあり、事前予約や観光や体験とのセット販売もあるようなので要チェックです。また、仙台は電車、地下鉄、バスなど交通機関が発達しているので行きたい順路を考えて調べておくと効率的に回れると思います。
チケットと一緒にパンフもらったはずなのに見つからず。家に帰ってから見つかったのですが、見ながら照らし合わせて観光したかった😢
せっかくだからと夫が2階のグリーン席(600円)を取ってくれて、まずはデッキからの動画をご覧ください。桟橋を出発しましたよ~(^_^)/
こちらは2階デッキからの撮影 右は牡蠣の養殖場
2階席の船内窓ガラス越しの写真。大小様々な形の島、260余りの島があるそうです。
鐘島(かねじま)と仁王島(におうじま)
水島辺りの動画
約50分の遊覧を終え桟橋に戻ってきました。
左写真は福浦橋(出会い橋)、右は五大堂と瑞巌寺
松島湾のきれいな景色が少しでも伝わったでしょうか?
船を降りて透かし橋を渡り「五大堂」へ(ワードでまとめました)
五大堂を出てぶらぶら歩いていると笹かまぼこを自分で焼く体験コーナーがありました。これ、やりたかった!
笹かまぼこを自分で焼きますよ~ !(^^)!
奥の受付で串に刺した笹かまぼこを購入して自分で焼きます。
あらら、焦げちゃった(゚д゚) 美味しかったです!夫が笹かまぼこにハマってしまいました(笑)お昼ご飯はこれだけです。お腹空かなくて。。
松島湾とその沿岸部の景色を総じて日本三景のひとつ松島と言う。
それでは、あとひとつの行きたいところ瑞巌寺へ
国宝 瑞巌寺は禅宗寺院、入母屋造の本瓦葦(ほんかわらぶき)、丸瓦と平瓦を交互に積んだもの。伊達政宗公の菩提寺です(拝観料:700円)
国宝 瑞巌寺本堂への入り口 参道には樹齢400年という杉の巨木が立ち並んでいました。右は復興地蔵堂
(左)津波到達地点、(中)「洞窟遺跡群」
(右)遠くに見えるのが国の重要文化財の 「中門」奥の本堂は目的に応じた10の部屋があり襖絵や天井は桃山文化を継ぐ芸術ばかり、圧巻でした。
(左)昭和34年国宝指定 庫裡(くり)台所のこと
(左)法身窟の石碑、(中)鰻塚は松島海岸でつられた鰻を供養するもの、(右)西国三十三観音順拝所にある三十三の観音
寺町小路に添って円通院(国重要文化財)、仙台藩主二代忠宗の次男光宗の霊廟
観光するところはたくさんあるのですが一度に全部はまわれません。
仙石線ホーム(左)で夫の上着にとまる極楽とんぼ(中)、仙石線はペアシート(笑)
仙台に戻ってこの日の宿、秋保温泉の佐勘へ
館内に池やプールもあり総合レジャー施設のようでした。
夕食です。
鴨葱巻きが美味しかったです。ぎんなん自分で剥きました(笑)
(左)お造り(鮪、鯛、勘八、帆立、牡丹海老)
(真ん中)揚げ湯葉と焼き大根、(右)雲丹フラン
(左)和牛とたっぷり木の子の煮込み トリュフ風味
(真ん中)はらこ飯、(右)ブラマンジェ
朝食はブッフェ形式。朝からビールやワインまでありました。
アボカド海老バーガーをその場で作ってくれるというのでバジルソースで。オムレツはトマトとチーズを入れてもらいました。朝カレー(笑)生キウイジュースとソフトクリームが美味しかったです。
ご馳走様でした。
お宿を出る前に近所をお散歩しました。名取川の上流です。
(左)湯神社 (中・右)源泉から宿に引かれている名取の御湯(みゆ)として「拾遺和歌集」にも詠まれているそうです。伊達家お抱えのいで湯とあります。
お宿のバスで仙台駅まで送ってもらい、「るーぶる仙台」という循環バスで瑞鳳殿(ずいほうでん)を訪ねてみることにしました。
瑞鳳殿は伊達政宗公の霊屋(おたまや)墓所です。桃山文化を伝える豪華絢爛な廟建築として国宝指定されたが戦災で焼失。1979年に再建されている。
仙台は伊達政宗の栄華を色濃く残すところ、その繁栄は伊達政宗の手腕であることは間違いないですね。政宗は戦国時代晩年の生まれ。目指していた国盗りを諦め経済の発展のために尽力します。気候の影響が少ない産業を興し江戸との流通を開き藩は復興に向かいます。62万石といわれた仙台藩の石高は江戸との交易により実質は200万石だったのではないかとも言われています。
「入そめて 国ゆたかなるみきりとや 千代とかきらし せんたいのまつ」伊達政宗が仙台の末永い繁栄を願って詠んだものだそうです。
仙台に来たらやっぱり牛タン食べなくちゃ!ということでPちゃんが言ってた「利久」とは店舗が違うけど駅ビルの「利久」に入りました。牛タン定食、夫の厚切りを1枚もらいました。テールスープもとても美味しくてほぼ完食。麦ご飯も美味しいけど私にはちょっと多かった(笑)ご馳走様でした。
最後に、七夕で有名な仙台の商店街
駅からハピナ名掛丁商店街、クリスロード、マーブルロード、サンモール一番町商店街とまだまだ長く続きます。ここに七夕の飾りがされるのですね。
七夕の写真はPちゃんの記事からお借りしました。素敵!
仙台市中心はケヤキ並木の美しい街。2020年から10年をかけて無電柱化を推進され、地下鉄やバスなどの交通機関も発達し、バランスの良い整った街づくりがされていると思いました。大きな商業施設と昔からの商店街、両方一緒に発展しているのが素晴らしい!
仙台市の無電柱化の目的の中に、災害時の救援活動を円滑に進めるため、来訪者が街を巡りたくなるような街並みを創出するためとありました。
歴史的、文化的な建造物と美しい街並みを維持しながら発展している仙台は、地方都市の模範となるような都市だと感じました。
仙台駅
お土産も買って、新幹線の時間まで珈琲タイム、駅の賑わいを眺めながらサイフォンの香りで旅の締めくくりをしました。仙台が好きになりました。
この旅行と本記事作成にあたって、Pちゃんさんの記事を参考にした部分がたくさんあります。心よりお礼申し上げますと共にブログ情報の有り難さも感じました。
2回にわたる宮城旅行の長文をお読みいただいた読者の皆様、ありがとうございました。
※この記事にはLSSさんのコードを使用させていただいています。
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