先日「酢飯が少ないお稲荷さん」の記事をUPしたら、いなり寿司の詳しいレシピが知りたいという方がいらっしゃいましたので、基本のオーソドックスな「いなり寿司」のレシピを載せたいと思います。
いなり寿司は三角や四角と形の違いや、中の酢めしが五目になったり変わり種になったりと多種多用に楽しめる家庭料理ですね。
最近はいなり寿司と言えば、有名店のあのいなりとか、コンビニ弁当のいなり寿司とか、回転ずしのいなり寿司とか、思い浮かべるものも人それぞれですね。
いなり寿司のお揚げさんを家庭で作っておけば、とっても便利って思うのです。
冷凍しておけば、きつねうどんやきつね蕎麦が簡単にできますし、酢飯を変えるだけでおもてなしのご馳走にもなります。
小腹が空いた時にちょっとだけおいなりさんを作ったりもできます。
炊き込みご飯を詰めたり、ゆかり飯や大葉を刻んで胡麻と混ぜたご飯を詰めたり、本当にアレンジは多彩で重宝するのです。
●材料
油揚げ・・・5枚
水・・・250㎖
砂糖・・・大さじ5(お好みで大さじ4でもOK)
醤油・・・大さじ3
●酢飯の分量
酢飯は昆布を入れて少し少な目の水加減で炊くと美味しいです。それぞれの家庭で、作る量が違うと思いますので1合分を載せますが、お好みの配合を見つけてください。
ごはん・・・1合分
※うちではいなり寿司を作る場合、2合のごはんを普通に炊いて半分の1合を酢飯にすることが多いです。できるだけ、作りたてをその日に消費したいので、食べる分だけ作るイメージです。
・合わせ酢
米酢・・・大さじ2(米酢の方が香りは良いですが、穀物酢でも構いません)
砂糖・・・小さじ2
塩・・・小さじ1/2(ごはんの量が多くなった場合、比率で入れないように、少な目で加減してください)
あとはこのまま冷凍してお味噌汁の具、お浸しなど使い道はたくさん。
今回は一緒に炊いてうどん用にします。
水ではなくおだしで炊く場合は少し甘みを減らすと、お出汁の香りが感じられる上品なお味になると思います
フライパンに絞った揚げをきれいに並べ、水250㎖と調味料を入れ中弱火にかけます。
落とし蓋(アルミホイルの真ん中に菜箸で穴を開けたものでOK)をして12分、途中、お玉の裏で押しつけるようにして全体に煮汁が行きわたるようにすると、少ない煮汁でも均一に味が付きます。
そのまま冷やして味をしみ込ませます。
前回はお出汁で炊いたので薄味、今回は水で炊いたので濃い味付けになっています。
今回は冷蔵庫、又は冷凍庫で保存
●酢めしの作り方
本来は木製の寿司桶で作るのが、適度な水分を飛ばしながら保つことができるので望ましいのですが、手軽に作れることが前提なので普通のボウルで作ります。
合わせ酢(寿司酢)をよく混ぜ砂糖を溶かしておきます。
炊飯器からごはんを移し、合わせ酢を回しかけ、さっくりと切るように混ぜます(べちゃっとならないように)うちわで少しあおいで冷ますとご飯の水分を飛ばせて艶が出ます。
酢と水を半分ずつ混ぜた水を手水(ご飯粒が手にくっつかないようにするための水)として用意します。
手水をつけながら小さいおにぎりを作っておきます。作ってあったお揚げさんに詰めます。
山葵を添えて大人の味にしたり、逆さに並べてイクラや錦糸卵を乗せたり、酢飯に胡麻をつけて香りを足したり、お揚げをひっくり返したり…小さなアレンジも楽しめます。
<きつねうどん>
自家製の白だしが切れていたので
「返し(かえし)」で作ったら少しお汁の色が濃くなりました。
<生銀鮭のムニエル>
<おかひじきの昆布漬けとトマト、枝豆のサラダ>
自家製ノンオイルドレッシングで
<厚揚げと大蒜の芽の炒め物>
<胡瓜と沖縄もずく酢>
NHKのあさイチで紹介された「なすの梅ナムル」を作ってみたら美味しかったです。
縦半分に切った茄子を茹でて更に縦半分に手で割きます。
ぎゅっと絞って、しょうゆ小さじ1/2、胡麻油大さじ1/2、白胡麻大さじ1/2、梅干し塩分10%を2個で和え、大葉の千切りをトッピング
ご馳走様でした。
夫がウォーキング中に買ってきてくれました(笑)