お越しいただきありがとうございます。
土曜日に皇居東御苑と二の丸公園に行きました。
菖蒲の花はまだ1分咲き程度でした(笑)
お花を愛でるのは難しいことですねぇ~
藤の花も見逃しましたからね😢
ちょっと感動したのが「百人番所」の横の粋な植栽、建物と一緒なんておしゃれ~♡
この日のことは後日という事にして、
今回はずっと下書きに入っていた記事に追記して更新します。
我が家は茶碗蒸しが好きです。
メインになる料理ではないので「今日は茶わん蒸しを食べよう!」と言われない料理だと思います。テイクアウトもなかなかされない料理ですね。
でも、食卓にあったらちょっと嬉しくなりませんか。
お祝いの席によくついている料理だから脳がご馳走だと思ってるのかもしれませんね。
茶碗蒸しの記事を書くと好きですっていう方が多いです。
それなのになぜ、あんまり作られないのかな?
茶碗蒸しのイメージを勝手に考えてみました。
①ほっこり温かい感じ(冷たいのもあります)
②弾力があって動かすとぷるんぷるんと揺れる
③舌になめらかで柔らかくとろける食感が嬉しい
④卵に埋もれてる具が何かを見つける喜びがある
⑤お椀の周りについた卵を最後まで食べきった時の満足感(笑)
①めんどくさそう(具材の下処理や工程が多そう)
家にあるもので下処理なしで作れます
②蒸し器を出すのが面倒
普通の鍋で作れます
③卵にすが入った失敗を経験している、若しくはすが入りやすいと思っている。
高温で作らない。時間を図る
④それだけでお腹がいっぱいにならない
脳が喜んで満足感がありますよ
⑤味付けがわからない
塩か白だしを入れるだけで美味しいです
家にあるもので、下ごしらえなしで、普通の鍋で作れる、「す」が入らない。
それならできる!って思ったでしょ。
ここでちょっと、卵についておさらいです。
1)卵は熱を加えると固まる・・・茶わん蒸し
2)泡立てると気泡ができる・・・スポンジケーキなど
3)水と油を結びつける乳化剤の働き・・・マヨネーズ
こんな性質があるんですよね。
1)の熱を加えると固まる性質で作るのが茶わん蒸しです。
茶碗蒸しの場合、卵1個約70gに対して150~200㏄の出汁を入れます。
ここに加える塩にも役割があります。
食塩に含まれるナトリウムイオンと卵のタンパク質がくっつくと固まる。
茶わん蒸しが固まる時に「す」が入ると舌触りや見た目が悪くなります。
蒸す時に、一気に温度をあげると水が気化して卵のタンパク質が固まってしまうのだそうです。
●急激に温度があがらないようにする(蒸す時、菜箸を1本挟む)
●卵を溶く時に空気を入れないようにする(菜箸を横に動かす。ザルで濾す)
●蒸す前に表面の気泡をとる(スプーンで)
●水滴が茶碗蒸しに落ちないようにする(アルミホイルを被せる)
家にあるもので、下ごしらえなしで、普通の鍋で作っても「す」が入らない。
気軽な茶わん蒸しを作りましょう!(^^)!
とうもろこしが出回り始めました!
とうもろこしは半分に切り、包丁で実を削る。
鍋にとうもろこしの実と芯を入れて300㏄の出汁をとって白だし大さじ1~1.5入れる。
ここでとうもろこしの実を少し掬い取り、出来上がりに飾る分を取っておく。
※白だしはメーカーによっても塩味が違うので味見をしてください。(ない時は塩小さじ1/3でも良い)
※顆粒出汁入れても良し、水だけでも美味しくできます。それなりに(笑)
※丁寧に作りたい人はとうもろこしの実と芯、昆布5㎝四方とお茶袋に入れた少しの鰹節を、水と一緒に鍋に入れ出汁をとる。
布巾を敷いて中火で10分蒸し、5分余熱で蒸す。
飾り用のとうもろこしと三つ葉を飾って出来上がり
とうもろこしの芯からすごくいい出汁が出るのです。
※とうもろこしごはんにする時も芯を一緒に炊きますね。
中の具は絹ごし豆腐だけです。
絹ごし豆腐1/4丁をさいころに切り、醤油少々をふりかけておく。
ボールに卵2個を割り入れ泡立てないように混ぜ、出汁300㏄、白だし大さじ1~1.5を入れ網で濾しながらお椀に入れる。豆腐を入れて鍋に水を入れ、布巾を敷いて中火で10分蒸し、5分余熱で蒸す。
これだけでも美味しいけれど、プラスαもやってみる!
銀餡(出汁100㏄を白だしで調味して水溶き片栗でとろみを出す)を作り、上からかけて柚子皮、三つ葉を飾る。
銀餡に生姜汁を絞っても美味しいですよ。
夏は冷た~く冷やしても美味しいので前もって作っておもてなし料理にも。
絹ごし豆腐がとろんとろんでぷるんぷるん~♡
他にも、うどんが入った「小田巻蒸し」なんていうのもあります。
切り干し大根入れるなら戻し汁も入れると美味しい。
要するに何を入れてもいい、冷蔵庫にあるものと卵と水と白だしを入れて蒸せばいいだけの料理です。
ただ、相性はあると思います。
例えば、舞茸を生で入れると卵がかたまらなくなります。
熱々の茶わん蒸しもいいですけど、冷たく冷やして夏向きにしたり、旬のものを入れたり、簡単に冷蔵庫にあるもので作ってもいいですね。
蒸し器を使わず、普通のお鍋に布巾を敷いて蒸すのが簡単です。
過去記事に蒸し器、普通の鍋、電子レンジ、それぞれの作り方を書いています。
茶碗蒸しは世界中、いろんな国で作られています。
レシピはフランスの茶わん蒸し「フラン」の作り方です。
ぬるま湯(ポルチーニもどし用)・・・100㏄+α
卵・・・2個
水・・・300㏄
白だし・・・大さじ2
<ソース>
(刻みポルチーニ・・・上の分量の半分)
牛乳・・・100㏄
小麦粉・・・少々
ブイヨンの素(無添加)・・・小さじ1/3
塩・・・少々
イタリアンパリ・・・適宜
ピンクペッパー・・・適宜
(2)ボウルに卵を割り入れ、水200㏄、ポルチーニの戻し汁100㏄を入れ、白だし大さじ1~1.5を加えて網(ザルや茶こし)で濾す。
(3)ポルチーニは粗みじんに刻み、半分を(2)の濾した卵液に加える。
残りはソースに使う。
(4)器に卵液を八分目くらいまで入れて、アルミホイルで蓋をしておく。
(5)鍋に布巾を敷いて水を入れ(器の1/3くらい)卵液を入れた器を入れて、中火で10分加熱し、火を止めたらそのまま5分蒸らす。
※器の大きさによっては時間の調整が必要です。爪楊枝で刺して確認
<ソース作り>
(6)フライパンにオリーブオイルを入れて温め、マッシュルームの粗みじんと小麦粉少々、刻んだポルチーニ、ブイヨンを入れて炒め、牛乳を加えてソースの濃度を好みに仕上げ、塩胡椒で強めに味付けする(卵液とソースを混ぜて食べてもらうので、混ぜてちょうどいい味付けにする)
(7)蒸らした卵液の上にソースをのせ、イタリアンパセリとピンクペッパーで飾って出来上がり。
ポルチーニの香りが濃厚でいつもの茶わん蒸しもおしゃれに感じます。
コンビーフをお好みに切り、溶いた卵につけて油をひいたフライパンで焼きます。
両面焼いたら、また卵液に漬け、また焼きます。フレンチトーストみたいに。
最後まで読んでくださってありがとうございます。
ご馳走様でした。
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