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今日はチヂミの焼き方について、あれこれ試行錯誤したことを書いてみます。
4日間で5回焼いて、とても美味しいチヂミの作り方を見つけたのでレシピにしました。
一度にたくさん食べれないので日にちがかかりましたが美味しく出来て満足しました。
最終形です(*^▽^*)
チヂミは韓国の料理ですが、日本でも人気の料理ですね。お好み焼きに似ています。どちらも小麦粉を使って丸く焼く料理ですなんて言ったら双方からお𠮟りを受けそうですが💦チヂミは外側がカリカリで中はモチモチに焼くとその良さが出そうです。
以前、新大久保で買ってきたチヂミ粉を使ってチヂミを焼いてみましたが、あんまりカリカリには焼けませんでした。焼き方が悪かったのだと思います。
こぴちょあさん(id:copichoa)はニラチヂミをカリカリに焼くことに成功されていましたので、早速記事を何度も読んで( ..)φメモメモお勉強!(^^)!
早速私も作ってみようと思っていたら、norikoさん(id:non704)が早々に中力粉を使って作られ記事にアップしていらっしゃいました。ただ1枚目はパリッと焼けたけど2枚目はパリッとしなかったと感想を書いておられます。
おふたりの経験を踏まえて、私も翌日、中力粉で、じゃが芋を入れて同じように焼いてみました。
生地は中力粉で、人参 30g、ニラ 50g(約1束)、じゃがいも30g、玉ねぎ30g
チヂミ粉を使って焼いた時よりパリッと感が出たようには思いましたが、あと一歩という感じがしました。
そこで、
こぴちょあさんが参考にしていらっしゃるすももももこさん関連サイトや韓国の有名な料理家さん達のサイトや動画も(韓国語わからなくても料理のことは何となく)確認してみました。
もちろん日本の料理サイトもあれこれ読み、その結果気がついたことがあります。
◎日本で人気のチヂミは小麦粉と片栗粉を合わせて作っているレシピが多い(日本の片栗粉はじゃがいものでんぷんで出来ている)
◎韓国では小麦粉に片栗粉は入れず、じゃがいもを入れて作っているレシピが多い。
◎チヂミ粉の原材料を見ると小麦粉とタピオカでんぷん粉が入っています。
◎もちもち感はでんぷんで出るのだと思います。
でんぷんを
・タピオカ粉でいれるのか?
・片栗粉でいれるのか?
・じゃがいもでいれるのか?
の違いはありますが、でんぷんの役割が大事なのだと思いました。
いつものことですが、コメントでのやり取りがヒントや勉強になります。本当にありがたい事です。norikoさんのコメントに”1枚は豚肉とエビの具材をのせました”と書かれていました。ニラチヂミの写真しか掲載がなかったので何とも言えないのですが、もし、じゃがいもを減らしたりしていたのならでんぷん不足で2枚目はパリッとしなかったのかも?
そして、
◎小麦粉なのか?
◎中力粉なのか?
これは、タンパク質含有量の違いでグルテンのでき方に違いがあると思います。
小麦粉のタンパク質量については以前書いた記事を参照していただくとわかります。
薄力粉のタンパク質量は6.5~9.0%以下、
中力粉は7.5%~12.5%で違いがありますね。
グルテンが出ないように、生地は焼く直前に冷たい水で溶いて焼く方がいいと思います。天ぷら生地と同じ原理です。
こぴちょあさんはお料理上手なので、グルテンを出さないようにさっくりと混ぜられたのでしょうね。水の分量の追加の仕方を見ても経験の豊かさがよくわかります。
もうひとつ、
◎チヂミは焼き方が独特で、油で揚げ焼きするように多めの油を入れてパリッとさせる。日本のお好み焼きはパリッとさせませんが、チヂミはパリッと感に良さがあるようです。
日本人向けに作りやすく書かれたレシピでは小麦粉と片栗粉を混ぜてでんぷんの力でもちもち感を出します。
韓国の方が紹介しているレシピは片栗粉は使わず、じゃがいもの持つでんぷんの力でもちもち感を出します。
好みがあると思います。日本人はモチモチ感を好みます。
ここで、一般に日本人向けに日本の料理サイトで紹介されているレシピを書いておきます。私がおススメするのは韓国の方のレシピですけど両方書いておきます。
日本の料理サイトで紹介されているレシピで作ってみました。
片栗粉・・・25~30g(大さじ3)※大さじ1で9g
塩・・・ひとつまみ
卵・・・1/3個
水・・・100㎖
ニラ・・・1/2束(30gしかなかった😢)
人参・・・20g
玉葱・・・20g
サラダ油・・・大さじ3程度(揚げ焼き用)仕上げに胡麻油
※小麦粉に片栗粉を足して表面をカリッとさせ、中はモチモチの食感を出します。
【タレ】
(2)ボウルに薄力粉、片栗粉、塩、卵、水を入れてよく混ぜる。
(3)ダマがなくなったら具材を全部入れて混ぜる。
(4)フライパンを加熱し、サラダ油大さじ1を入れて充分に熱くなったら具材を混ぜたチヂミの生地を全部入れる。フライパンは熱伝導が良いものを使っている為、焼け具合や加熱温度は誤差があると思いますが弱加熱で2分もするとフチからカリカリになってきます。右写真のように菜箸で持ち上げると固くなっているのがわかります。
(5)具材に熱が入ってきたらフライ返しでひっくり返し、油を大さじ2ほど足します。フライ返しで上からギュウギュウ押しつけながら揚げ焼きのようにして焼きます。フチの方をギュウッと押すと右写真のように油が出てきます。
(6)出てきた油をキッチンペーパーでふき取りながら何度もひっくり返しながら焼きます。
(7)パリッとしてきたらお皿に滑らせてのせます。ちょっと焦げましたが、中はお餅のようになっていて外側はパリッとしています。ずっと弱加熱で焼きましたが各調理器具で調整が必要。ピザカッターで切り分けました。 裏がちょっとゴワゴワした感じに焼きあがりました。
(8)タレはシンプルにりんご酢と醤油でいただきました。
韓国の方のレシピをもとに、
塩・・・ひとつまみ
卵・・・1/3個
冷水(冷たく冷やしたものを使う方が良い)・・・65㎖+α
ニラ・・・1/2束
人参・・・30g
玉葱・・・20g(多すぎると水分量に影響する)
じゃがいも・・・30g(でんぷんが必要なので水にさらさない)
サラダ油・・・大さじ2程度(揚げ焼き用)仕上げに胡麻油
【タレ】
◎醤油:大さじ3、お酢:大さじ3、粉唐辛子:小さじ1、上白糖:小さじ2、胡麻油:小さじ1、おろしニンニク:小さじ1、みじん切りの玉ねぎ:適宜、みじん切りのニラ:適宜、白胡麻:適宜
(2)ボウルに薄力粉、塩、卵、冷水を入れてさっくり混ぜる(作り始める直前に生地を作ることでグルテンを出さないようにする)
(3)具材を全部入れて混ぜる。
(4)フライパンを加熱し、サラダ油大さじ1を入れて充分に熱くなったら具材を混ぜたチヂミの生地を全部入れる。フライパンは熱伝導が良いものを使っているので焼け具合や加熱温度には誤差があると思いますが、弱加熱で2分もするとフチからカリカリになってきました。端から持ち上げると固くなっているのがわかるのでひっくり返します。
(5)少し持ち上げて油を大さじ1くらい足します。フライ返しで上から押しつけながら揚げ焼きのようにして焼きます。フチの方をギュウッと押すと油が出てくるようならキッチンペーパーでふき取ります。
(6)ひっくり返しながらほど良い色に焼き、胡麻油を鍋肌から小さじ1くらい回し入れる。いい色になったらお皿に滑らせてのせます。
(7)中はモチモチ、外側はパリッとしています。ずっと弱加熱で焼きましたが各ご家庭の調理器具で調整が必要と思います。ピザカッターで切り分けました。
左写真のタレはシンプルにりんご酢と醤油
右写真のタレはこぴちょあさんのタレ(白胡麻入れるのを忘れました💦)
どちらも美味しいタレです(*^▽^*)
時間がなくて書けなかったので追記です。
このレシピの使用量でカロリーと糖質について表記しておきます。
◎片栗粉大さじ3は約27g・・・91.4kcal(糖質は21.3g)
◎じゃがいも30g・・・17.8kcal(糖質は5.1g)
片栗粉を使うよりじゃがいもを使うレシピの方がヘルシーですね。
秋には明るい紫の実をたくさんつけるそうです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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